出演者

minoru sato + ASUNA

minoru sato -m/s 

自然記述と芸術表現の関係に関心を持ち、物理現象と多様な概念によるインスタレーション、パフォーマンス、出版などの制作活動を行う。またソロやASUNAとの共作など幾つかの音楽活動や、学芸員として美術展・アートイベント・研究会の企画なども行っている。1994年-2006年レーベルWrKを運営。近年は作曲家Alvin Lucierの研究に勤しんでいる。近年の展示・ライブ活動として2016 Live Arts Week (Bologna)、2016 CONTINUOUS DRIFT (Dublin)、2015 FON festival / yo no bi tour#1 (Barrow in Furness UK)、2015 Audiograft (Oxford)、2014 Solo exhibition (Milano)、2014 Electric Spring (Huddersfield UK)、2013 ISEA (Sydney)などへ参加。

www.ms-wrk.com

ASUNA

語源から現在の事物を再考察するオルガン作品「Each Organ」、モアレ共鳴とその干渉音の分布に焦点したキーボード作品「100 Keyboards」、オモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス「100 Toys」など、これまで海外20か国以上で演奏/展示、CDやレコードなどを出版。2017年はポーランドの現代音楽祭DNI MUZYKI NOWEJ、ノルウェーのODDNOSE FESTIVAL等に参加。美術家の佐藤実-m/sや電子音楽家のヤン・イェリネクとの共作なども行っている。また、2008年よりミニCDレーベルaotoao、2009年よりテープレーベルWFTTapesを運営。

https://sites.google.com/site/aaaaasunaaaaa/


ファビオ・ペルレッタ / Fabio Perletta

イタリアを拠点に活動するサウンドアーティスト、グラフィック・デザイナー。サウンド・アーティストとしてパフォーマンス、インスタレーション作品を展開。

音楽レーベル「Farmacia901」を運営し、オーディオビジュアル作品を扱ったスタジオ「Mote」のディレクターとしても活躍。

多くのメディアアート作品の発信の場としてイタリア・ドイツを中心に世界から注目を集めている。

Fabio Perletta is a sound and installation artist living and working in Italy. His research – concerned with matter and immaterial – focuses on duality, revealing a network of hidden connections to transcend the limit of media. Investigating notions such as weight and lightness, visible and invisible, his work encourages different levels of experience, engagement and contemplation. Perletta’s practice reveals an inner discipline which goes beyond the scope of rational coordinates, whilst addressing reality and small things.


http://www.fabioperletta.it/


柳沢英輔 / Eisuke Yanagisawa

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。博士(地域研究)。国立民族学博物館外来研究員などを経て、2015年より同志社大学文化情報学部助教。日本や東南アジアで現地の音文化、サウンドスケープについてフィールドワークを行う。特にベトナム中部高原で少数民族のゴング文化について研究を進めている。

またフィールドの様々な音に焦点を当てた音響・映像作品を制作し、海外のレーベルや映画祭などで作品を発表している。

フィールド録音作品に、『Ultrasonic Scapes』(Gruenrekorder)、『Music of the Bahnar People from the Central Highlands of Vietnam』(Sublime Frequencies)等。

映像作品に、『Po thi(ジャライ族の墓放棄祭)』、『Ferry Passing』等。https://www.eisukeyanagisawa.com/


大田高充 / Takamitsu Ohta

2004年より場所・土地・環境から発生する固有の自然現象に注目したインスタレーションを制作。

最近の展示に「son/mage005」(space_inframince, 2017)、「土祭」(益子町, 2015)など。

2012年より音にまつわる作品を制作。訪れた場所で拾い集めた素材で音を鳴らし、体感した環境音を再構成することを試みている。

2017年にイタリア音楽レーベルSenufo Editionsより作品集「Elemental Studies」 を出版。

https://soundcloud.com/takamitsuohta